みなさん、こんにちは!理学療法士(PT)の航です。
前回の記事では、下半身を本気で鍛えるレベリングメニューを紹介しました。
すでに挑戦している方も、「よし、明日からやるぞ……」と静かに決意している方もいるかもしれません。
ここで、理学療法士として正直な話をします。
筋トレで一番難しいのは、
「重いものを持ち上げること」ではありません。
「明日もまた、トレーニングウェアに着替えること」
――つまり「継続」です。
私は病院や老健で、多くの方のリハビリに伴走してきました。
そこで痛感したのは、「続かない人=意志が弱い人」では決してない、という事実です。
今回は、根性に頼らない
「折れない心」を作るためのモチベーション管理術をお伝えします。
1. 「やる気」は待っていても一生来ない
「今日はやる気が出ないから休もう」
これは、実は脳の仕組み的には超・正常です。
PTの知見
やる気に関わる脳の部位「側坐核(そくざかく)」は、
行動を始めてからスイッチが入るという厄介な性質を持っています。
つまり、
-
やる気 → 行動 ❌
-
行動 → やる気 ⭕
という順番なんです。
🎮 航のアドバイス
「今日はやる気ゼロ」な日は、
スクワット1回だけやってください。
それでOKです。
1回できた時点で、あなたはもう「ログイン」しています。
2. 目標は“細かく分解”せよ(スモールステップ)
「1ヶ月で5kg痩せる」
「腹筋を割る」
こうした目標は一見モチベが上がりますが、
途中で経験値が入っていない感覚に陥りやすいのが欠点です。
PTの知見
筋肉の見た目が変わるのは数ヶ月後。
しかし、神経系の変化は数日で起こります。
-
昨日よりフラつかない
-
フォームが安定した
-
翌日の疲労が軽い
これらはすべて、立派なステータスアップです。
航のアドバイス
今日のクエストはこれで十分。
「スクワット1回できたらクリア」
0と1の差は、1と100の差より大きい。
まずは毎日“経験値を入れる”ことを最優先にしましょう。
3. 「やらない」選択肢を消す環境作り
意志の力は、HPのようなもの。
使えば確実に減ります。
だから大事なのは、
意志を使わずに体が動く環境です。
PTの知見
習慣化のコツは、
すでにある習慣に運動を抱き合わせること。
航のアドバイス
-
歯磨き後 → スクワット10回
-
お風呂が沸くまで → プランク
-
朝コーヒー → かかと上げ
さらに効果的なのが、環境を変えることです。
正直に言います。
私自身、宅トレは何度も挫折しました。
そこで思い切って近所のトレーニングジムに通い始めたところ、
「行けばやる」状態が完成し、継続できるようになりました。


4.挫折しかけた時のセーフガード
もし3日坊主になっても、自分を責めないでください。
老健のリハビリでも、
体調や気分で進まない日は必ずあります。
大切なのは、
完全にやめないこと。
1週間休んでも、
再開すればそれは「継続の途中」です。
5.まとめ:最強のステータスは「継続」
どんなに優れたトレーニング理論も、
続かなければ効果はゼロです。
理学療法士として断言します。
細く、長く続けた人が、最後に一番遠くまで行ける。
一発の大技より、
毎日の通常攻撃を大切に。
あなたの身体は、
あなたがかけた時間の分だけ、必ず応えてくれます。
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執筆:理学療法士「航(コウ)」🏥
身体の不調という名の「デバフ」を解除する専門家。
病院・老健での臨床経験を活かし、
家でできる「回復魔法(セルフケア)」を伝授しています。
身体が軽くなれば、現実世界の冒険はもっと楽しくなる!✨

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