めでたい席の裏で「内臓の処理落ち」が起きている
こんにちは、理学療法士の航(コウ)です🏥
お正月、美味しい料理にお餅、こたつでのんびり──最高のイベントですよね。
しかしその裏で、あなたの身体の内部では 「内臓の処理落ち(消化機能の低下)」 という隠れデバフが発生していることがあります。
- お腹が張る
- ガスが溜まる感じがする
- 身体が重く、動き出しが遅い
これらは、活動量の低下と姿勢固定によって、腸の動き(ぜん動)が鈍くなっているサインかもしれません。
今回は、薬に頼る前に試せるセルフケアとして、理学療法の現場でも用いられる「ツイスト(捻り)動作」を使った回復魔法を紹介します。
1. なぜ「捻る(ツイスト)」が選択肢になるのか?
これはスピリチュアルでも裏技でもありません。
身体の構造(解剖)と動き(運動学)に基づいたロジックです。
① 腹圧(IAP)と腸への物理刺激
腸は腹腔内で、「固定されている部分」と「可動性の高い部分」が混在しています。
💡 体幹を捻るとどうなる?
腸の一部は圧迫され、一部は引き伸ばされます。
この「圧と伸張の差」が、腸壁への間接的な機械刺激(マッサージ効果)になります。
これは腸を直接手で動かすのではなく、動きやすい環境を作る補助的刺激と考えるのが正確です。
② 腹斜筋=天然の外付けコンプレッサー
身体を捻る主役は、お腹の横にある「腹斜筋」です。
この筋肉は腸のすぐ外側に位置し、収縮・弛緩することで腹腔内の圧力に変化を与えます。
ゲーム的に言えば、「腸そのものを操作するのではなく、周囲から揺さぶる環境操作ゲーム」といった立ち位置です。
2. 回復魔法:こたつで完結「スパイラル・ドレナージ」
※これは医療行為ではなくセルフケアです。
※痛み・強い不快感が出る場合は中止してください。
【Step 1】セットアップ:土台を固定せよ
まずはフォームを固めます。
- 手順1: 椅子(またはこたつで正座)に深く座ります。
- 手順2: 背筋を軽く伸ばします。
- 重要: お尻を座面にしっかり固定してください。
💡 PTのコツ
骨盤が動いてしまうと、腰が回りすぎて「腸ではなく腰椎がダメージを受けるバグ」が起きます。
【Step 2】アクション:腹斜筋スパイラル起動
みぞおちから上を捻ります。
- 手順1: 左手を右膝の外側に添えます(支点を作る)。
- 手順2: みぞおちから上を、ゆっくり右へ捻っていきます。
- 手順3: 顔も後ろへ向けます。
💡 PTのコツ
「おへそは正面を向けたまま」にするのがポイントです。
捻る場所は「腰」ではなく「胸の真ん中(胸椎)」を意識しましょう。
【Step 3】仕上げ:腹圧パッチ
最後にダメ押しの一手です。
- 手順: 捻った状態で、細く長く息を吐き切ります(ふーーーーっ)。
横隔膜がしっかり動き、腹圧が一時的に上がることで内臓への刺激が増幅します。
反対側も同様に行いましょう。
3. 合わせ技:腸の「コーナー」に軽い圧を
便やガスが溜まりやすいポイントとして知られているのが、以下の「曲がり角」です。
- 右脇腹(上行結腸 → 横行結腸のカーブ)
- 左下腹部(S状結腸付近のカーブ)
ツイスト時に、回旋方向側の脇腹を軽く手で押さえると、刺激がより局所に入りやすくなります。
(※強く押す必要はありません。「気持ちいい」程度で十分です)
セルフケアに加えて、食事や腸内環境を見直したい方もいるかもしれません。
朝起きた時、または寝る前に「腸活ココア」などを一杯飲むのも、無理のない良い選択肢です。
4. 注意点:この魔法を使ってはいけない時
以下に当てはまる場合は、セルフケアのみで済まさず、医療機関への相談を検討してください。
- 強い腹痛・発熱を伴う
- 血便、急激な体重減少がある
- 便秘が長期間続いている
- 既往に消化器疾患がある
この回復魔法は「不調を軽減する可能性のある一手」であって、治療そのものではありません。
5. まとめ:内臓の処理落ちを解除して、2026年を軽やかに
お正月の不調は、「食べ過ぎ」よりも「動かなさ・姿勢固定」が引き金になっていることが多くあります。
- 大きく動かさず
- 身体の中を揺らす
この低リスクな回復魔法で、内側からシステムを再起動してみてください。
身体が軽くなれば、現実世界の冒険はもっと楽しくなります✨
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🎮 執筆:理学療法士 航(こう)🏥
身体の不調という名の「デバフ」を解除する専門家。
病院での臨床経験を活かし、家でできる回復魔法(セルフケア)を発信中。
身体が軽くなれば、現実世界の冒険はもっと楽しくなります。

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